book report

book report

地雷グリコ 青崎 有吾 (著)

「あんた嘘つきだねっ」 なんていうセリフが口癖である生粋のギャンブラーではなく、人の発言や行動を無意識のうちに客観的に分析する、まるで石持浅海の詳説に出てくる碓氷優佳のような女子高生が主人公の物語。 独自のゲームを設定してキャラクター同士が...
book report

人生が整うマウンティング大全 マウンティングポリス (著)

帯を見ただけでも「イノベーションはテクノロジーではなくMXから生まれる(マウンティングエクスペリエンス)」「大事なのは「マウントフルネス」」など、読書欲を掻き立てる文言が並んでいるが、折り返し部分にも「マウンティングこそ最強の教養」「マウン...
book report

Science Fictions あなたが知らない科学の真実 単行本 スチュアート・リッチー (著), 矢羽野 薫 (翻訳)

Science Fictions あなたが知らない科学の真実 単行本(ソフトカバー) – 2024/1/31スチュアート・リッチー (著), 矢羽野 薫 (翻訳) そう、「科学を再び退屈なものにする」のだ。 再現性の危機を契機として、実は論...
book report

失敗の科学 マシュー・サイド (著), 有枝 春 (翻訳)

試行錯誤は「悪」なのか?
book report

方舟 夕木 春央 (著)

全ミステリ好き、いや全人類におすすめできる一冊。めちゃくちゃ面白かった。今まで読んだミステリ小説の中でトップ5入りは確定。2022年は白井智之の「名探偵のいけにえ」、夕木春央の「方舟」、呉勝弘の「爆弾」が御三家というような空気が漂っていまし...
book report

戦略の要諦 リチャード・P・ルメルト (著), 村井章子 (翻訳) 

リチャード・P・ルメルトと言えば「良い戦略、悪い戦略」が有名ですよね。自分は大学のゼミ(ゲーム理論)の教授に何か面白い本ありませんか?と聞いて教えてもらった本の一つに「良い戦略、悪い戦略」がありました。本書でエヌビディアの戦略が絶賛されてい...
book report

情報セキュリティの敗北史: 脆弱性はどこから来たのか アンドリュー・スチュワート (著) 小林啓倫 (翻訳)

コンピュータの発明から現代にいたるまで、セキュリティの抜け穴を悪用されては修正を加えるといういたちごっこを繰り返していた情報セキュリティの歴史を教えてくれる一冊。 専門用語の解説がとても丁寧で、あまり情報セキュリティの知識がなくても読みやす...
book report

Webを支える技術 -HTTP、URI、HTML、そしてREST 山本 陽平 

RESTはWeb全体のアーキテクチャスタイルでもあり、個別のWebサービスやWeb APIのアーキテクチャスタイルでもあります。 Webを支える技術 -HTTP、URI、HTML、そしてREST 本書はWEB+DB PRESSという雑誌に連...
book report

因果推論の科学 「なぜ?」の問いにどう答えるか ジューディア・パール、ダナ・マッケンジー

感想 章ごとに書いてみる。 第1章 因果のはしご 因果関係を理解するには少なくとも3段階の認知能力を身に着ける必要がある。その3段階とは関連付け(見ること)、介入(行動すること)、反事実(想像すること)とのこと。 第2章 シューアル・ライト...
book report

新しいLinuxの教科書 三宅英明・大角祐介

3行まとめ Linux完全初心者~Linux触りたての人向け 新人に読ませたい技術書ベストセレクションに選出 シェルスクリプト作成の練習問題がついている 感想 Linuxのおすすめ本を教えてというツイートをした際に教えていただいた本。Sof...