ディレクティブ
コンピュータプログラムのソースコードに記述される要素の一つで、そのコードを解釈・変換するソフトウェア(コンパイラやプリプロセッサなど)への指示や指定などを与えるためのもの。
ディレクティブの種類や意味、記法はプログラミング言語や言語処理系ごとに決まっているらしい。LPICの勉強中に出てきたのでsystemdのユニットファイルの専門用語と思っていたが、そんなことはないらしい。
以下の例はGPT先生に例示してもらったやつ。赤字のやつがディレクティブ。
systemdのユニットファイル
[Unit]
Description=My Custom Service
After=network.target
[Service]
ExecStart=/usr/bin/mycustomservice
[Install]
WantedBy=multi-user.target
Apache Webサーバーの設定ファイル(.htaccessまたはhttpd.conf)
これはよく知らんから間違ってるかも
<Directory "/var/www/html">
AllowOverride None
Order Deny,Allow
Deny from all
</Directory>
参考サイト
ディレクティブ(コンパイラディレクティブ / プリプロセッサディレクティブ)とは – 意味をわかりやすく – IT用語辞典 e-Words
CUPS(the Common Unix Printing System)
多くのLinuxディストリビューションで採用されている、標準の印刷機能のこと。設定ファイルは/etc/cups/cupsd.conf
将来この知識を使う未来が全く見えないので一切学ぶ気力が湧かない。
SAPonAWSの勉強をしていた時の気持ち。(マイグレーションの勉強にはなったけどね。)
参考にしたサイトによると、標準コマンドとレガシーコマンドの2種類があり、LPIC試験においてはレガシーコマンドのほうが重要らしい
標準コマンド
- lpコマンド(印刷ジョブを生成しプリントキューに登録する)
- cancelコマンド(プリントキューにある印刷ジョブを削除する)
- lpstatコマンド(プリントキューを表示する)
レガシーコマンド
- lprコマンド(印刷ジョブを生成しプリントキューに登録する)
- lprmコマンド(プリントキューにある印刷ジョブを削除する)
- lpqコマンド(プリントキューを表示する)
参考サイト
【LPIC102】Linuxにおけるプリンタ機能 LPICで学ぶLinux11 – SEワンタンの独学備忘録
spool(Simultaneous Peripheral Operations On-line)
高速に処理できるように、入出力データを一時的に記憶装置(メモリやハードディスク)の中の特定の場所に蓄えておくこと。Linuxでは/var/spoolというディレクトリに蓄えられる。このような一時的にデータを溜めておく領域を「スプール領域」と呼ぶ。
プリンターのように、処理速度が遅く、またデータを受け取って蓄えておく「バッファ」の容量が大きくないシステムで使われる。
印刷したいデータをプリンターに直接送信すると、あるユーザーが印刷している間、他のユーザーは印刷処理待ちとなってしまう。
しかし、スプールの中にデータを書き出し、プリント作業の進行に応じてスプールの中のデータをプリンターに順次送信するという方法を取ることで、他のユーザーの印刷作業が終了するのを待つ必要がなくなる。
ちなみに、アクロニムと思っていたが「spool」は「巻き取る」という意味の動詞でもあるみたい。
一時的にデータを巻き取る、という風に考えれば実はバクロ二ムなのかもしれない。
参考サイト
「/var/spool」ディレクトリ – Linux技術者認定 LinuC | LPI-Japan
spoolの意味・使い方・読み方|英辞郎 on the WEB
POSIX(Portable Operating System Interface)
UNIX 系 OS 間でアプリケーションの移植性を高めるために定義されたIEEEの標準規格のこと。
アプリケーションがPOSIXの仕様を守って開発されていれば、POSIX準拠のOSではどこに移植されても問題なく動く、ということになる。
もともとはUNIXライクなOSで互換性を保つために定義されたもののようだが、Linuxのように認証は受けていないものの概ね準拠しているOSや、Windowsのようにサブシステムやオプション機能としてPOSIX互換機能を提供している製品もある。
参考サイト
POSIX – Linux技術者認定 LinuC | LPI-Japan
POSIXとは – 意味をわかりやすく – IT用語辞典 e-Words
リンクローカルアドレス
DHCPサーバ(プライベートIPアドレスを割り当てる役目を持ったサーバ)が存在しないネットワーク内で使われる、特別なIPアドレス。DHCPサーバがなくても個々のコンピュータが自分自身にIPアドレスを割り振ることから、「自己割り当てIPアドレス(AutoIP)」とも呼ばれる。IPv4アドレスでリンクローカルアドレスとして使われる範囲は、「169.254.0.0~169.254.255.255」
非常にプライベートアドレスっぽいけど、DHCPサーバに割り当てられたものをプライベートアドレスというらしい。まあでもやってることはほぼプライベートIPを割り当ててるだけなので、プライベートIP割り当てっぽいことをしていると思えばOKかな?
参考サイト
特殊なIPアドレス:リンクローカルアドレス(Link Local Address)について | IT情報メディア「LIVRA」